musafirのブログ

雑記です。

新型コロナウイルス(デルタ株)に家族が感染したら

タイトルの通りですが、残念ながら先月、同居家族が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症しました。感染後しばらくして分かったことですが、いわゆるデルタ株だったそうです。

 

言葉にすると陳腐になりますが、(家族の)感染中、発症中は恐怖や不安から一瞬たりとも逃れられません。また本当に困ったのが「感染した場合」の展開や症状、期間の目安といった情報が少ないことでした。

 

感染した私の妻(ワクチンは未接種、初回接種予約を10日後に控えた頃。基礎疾患なし)の場合、下記のような経過をたどりました(残る家族のうち、私と娘は発症せずにPCR検査結果も陰性。私はワクチン2回接種済み、娘は乳児のためワクチン対象外)。

 

発症時:微熱(37℃台)と強い頭痛、便秘

発症3日目以降:高熱(38〜39℃台)と喉の痛み

発症5日前後〜:高熱、喉の痛みに加え、咳が日を追うごとに酷くなる

 

いわゆる味覚、嗅覚の違和感はあまりなかったよつです。ちなみにこの間、発症3日目に保健所の指示で受診したクリニック(初診ながら診察いただき、またその後のフォローアップも含め本当に感謝しております)で咳止めや解熱剤(ブルフェン)、抗生物質を処方していただいています。

 

本来、妻から微熱が出たと連絡があった初日の時点で都の発熱センターに電話すべきであったと強く反省しています。これほど初歩的なことすらできていなかったというのは、どれほど反省してもしすぎということはないので……。

 

重症化への分岐となるのは発症から一週間前後の時点、そこで熱が下がるか、という情報が多いのですが(実際、8割程度はそれまでに解熱するようです)、うちの場合一週間経過しても夕方になると高熱に戻ってしまう状態。咳も酷くなってきていたこと、自宅療養で娘への感染が当初から心配であったことから入院の希望を出していました。みなさんご存知の通り、この第5波による医療体制の逼迫から結果として叶いませんでしたが。

 

その後、発症から11日目にようやく解熱剤を使わずに平熱を保つことができました。さらに3日間、平熱でしたので現在は本人は療養解除となっています。私と娘は妻の療養解除後、14日間自宅待機となりました。

 

いまだに妻のワクチン接種も済んでいない中(予約は完了)、恐怖でしかありませんが、とりあえず最悪の自体を回避できました。今感じるのは、

 

パルスオキシメーターはあった方がいい

→素人が「救急車を呼ぶべきかどうか」、ようするに「ヤバいかどうか」定量的に判断できる唯一の手段

着圧ソックスはあった方がいい

→症状が出た陽性者はほぼ寝たきりになるので、血栓の防止が重要

微熱であってもとにかく発熱したら窓口に相談

→初動は大事です。対処療法の薬しか存在しなくとも、早めに医師の診察(入院はなかなかできない状況が続いていますが、発熱相談センターに連絡すれば土日でも診察はしてもらえることがほとんど)を受けることで状況をより正確に把握できます。また咳止め等の薬をもらうチャンスはそう多くありませんので(咳や喉の状態が悪化すると、薬を飲むことも困難になる)、とにかく早く診察を受けましょう

 

感染しないことが一番ですが、現在の感染状況では誰が罹っても不思議ではありません。どうか、焦らずに確実に必要な行動をとられることを心より願っています。